福岡禅タロット講座終了と「与える」「受け取る」

福岡禅タロット講座、全3回終了しました~(≧▽≦)

1回目と2回目は主にカードの説明、3回目はひたすらリーディング練習・・と少ない回数の中でしたが、ギューッと凝縮して禅タロットの世界がお伝えできていれば嬉しいです。

 

禅タロットは絵が見た目にわかりやすいのですが、一見わからない細かい部分もあって、でも実はそこに大きな意味があったりもします。

そういった細かい部分も説明しながら見ていくと「わ~ほんとだ。気づかなかった」という声も多くて、そんな瞬間は話す側も快感なのです^^

 

さて禅タロットは「人生を自分の責任で生きていくこと」を目指す旅、それがいわゆるマスターなわけですが


これね。
カード詳細はこちら

禅タロットを教えている私がマスターかというと、まだまだ旅の半ばでございます

キョウコ

ねこちゃん

うん。まだまだだよね~

今回の福岡講座でその自覚のなさが露呈したのですが、われながらおもしろかったので今回はそのことをちょっとご紹介しますね。

禅タロット講座後記:与えると受け取る

 

禅タロットにこんなカードがあります。

「参加」というカードです。

ちょっと画像ではわかりにくいですが4人の人物が向き合っていて、前に出している手のひらは片方は下向き、片方は上向きになっています。

下向きの手のひらは与えることを、上向きの手のひらは受け取ることをあらわしています。要は「あげる」と「ちょうだい」ですね。

で、これを自分に当てはめて考えてみると、どちらかが苦手な人がほとんどなんです。

自分の持っているものを「あげる」と分け与えることが苦手な人、与えられたものを「ちょうだい」するのが苦手な人。

「私、どちらもできます」と言える人はなかなかいない。

そして日本人は遠慮することが良しとされる文化なので「ちょうだい」が苦手な人のほうが多い気がします。

「ありがとう」と言って受け取ることが苦手なんです。

「これどうぞ」と差し出されても、「いえいえ受け取れません」と遠慮してから、それでもどうぞと言われてやっと受け取る。

幼いころからお母さんのそんな姿、よく見たものですよね^^

実は与えると受け取るはつながっているので、与えることで受け取ることができるし、また受け取ることで与えることができます。

 

なので本当はどちらかが苦手という人は、どっちも苦手なんですよ。

参加

 

まあそういうカードの本質の部分はここでは置いとくとして、私は自分では「与える」が苦手だと思っています。(正確には思ってました)

というより「ちょうだい」はできるほうだから、どっちかと言えば与えるほうが苦手なんだろうなという感覚です。

で、講座でも「私はあげるといわれたらありがとうと受け取ることはできるほうなので、与えるのほうが苦手ですね~」とか言ってたんですね。

 

そして、講座が進み休憩中。

受講生のOさんが私のところに来て、あるカードを見せてくれました。

それがこれ ↓ マルセイユタロット・フルニエ(スペイン)

これね、私が前からずっと欲しーいって言ってたカードなんです。

色がめっちゃカラフルで、日本にはない配色ですごいかわいい。

でももう手に入らない。ミニ版は売ってるんだけどスタンダードサイズはもうどこにも売ってなくて。

そんな話を前にしてたんですね。

 

Oさん)ネットオークションでたまたま見つけて、無理だと思ってたけど落札できたんです~

私)えーすごーい。新品(テンション上がる)

Oさん)これはキョウコ先生のところに行くべきだと思ったのでどうぞ!!

私)えっ・・・えええーーっっ
いやいや、あかんあかん。これめっちゃ貴重やからそれやったら買い取らせてください

Oさん)いいんです。どうぞ^^

私)でもこれ、なかなか手に入らないのにもらえないです~

 

っていうやりとりを延々してたらほかの受講生さんが

先生、そこはありがとうって「受け取る」とこですよ~

 

あ・・ほんまや。私、全然受け取ってない( 一一)

受け取ることはできるほうとか言いながら、受け取ろうとしていない自分にあらためて気づき、

ありがとうございます!!

と、Oさんのお気持ちをありがたくいただきました。

 

受け取ることができて、また与えることもできる

講座中にもたくさんの気づきがあります。

ねこちゃん

生徒さんに教えられてるけどね

 

講座後は打ち上げ~~私の希望でもつ鍋にしていただきました。博多は食べ物がうまい!!

というわけで、あっという間の全3回。

私も一緒に学んで楽しんで、終了です!!次は東京だ~(≧▽≦)