禅タロット占い例:本当はどうしたいのか

 

禅タロットは、リーディングはもちろんですが、引いたカードについて思い当たることやどう感じるのかなど、自分自身の内側に意識を向けてみることが大切です。

カードをヒントに自分に意識を向けてみると、意外と答えは違うところにあったりするんですよ。

今回は、禅タロット講座の生徒「Kさん」が講座中に引いたカードを占い例としてご紹介します。

禅タロット占い例

 

Kさんは以前、あるゴタゴタに巻き込まれてしまいました。

弁護士に相談するも、非は相手側にあると思われるのに裁判になると勝てない可能性が高いと言われたそうです。

ダメもとで裁判をしてもいたずらに時間とお金と労力を費やすだけになるかもしれないので、悔しいけれどここが法律の難しいところと受け入れざるを得ない状況でした。

泣き寝入りするしかなかった、ということですね。

それから1年くらい?の時が過ぎたのですが、今も手元には裁判のために集めた証拠書類が大量にあるそう。

もう捨ててしまってスッキリしたいという思いもあるけれど、今後 裁判で勝てるメドが立って役に立つ日がくるかもしれないと思うと捨てられない…と。

でも今のままではいつまでも前に進めないこともわかってるし、どうするのがいいのか?ということでカードを引きました。

 

出たカードはこちらです。

1.中央・問題の本質   妥協
2.左・気づいていないこと(潜在意識)  マスター
3.右・気づいていること(顕在意識)  再誕生
4.下・キーカード   存在
5.上・結果  アウトサイダー

 

大事なのは自分が「本当は」どうしたいのか?

 

そもそもタロットは当てるものでも予言するものでもなく、自分で納得して答えを出すためのものです。

そのために目を向けるのは、Kさんはどうしたいのか?なのですが、ここで大事なのは「本当は」どうしたいのか?ということです。

なぜ「本当は」なのかというと、人は自分でも気づいていない思いこみ(観念)を持っているから。

思いこみや観念があると、観念を優先し思いこみに沿って行動するので、本当はどうしたいのかは置き去りになってしまいます。

つまり、思いこみを外した本当の自分はどうしたいのか?を知ることが大事だということです。

 

例えば、仕事が合わないけれど「逃げてはいけない」という思い込みを持っているとします。

そうなると、どうしたいのか?と聞かれると当然、逃げずにそこに居続けることが前提なので

・うまくやっていきたい
・早く落ち着きたい
・いつになったら楽しめるのか

など、とりあえずその中でうまくやっていく方向に答えを見つけようとします。

「本当は」その状況にいることはもう限界だとしても、「本当は」もっと違う世界に行きたいと思っていても、そこには気づかず置き去りです。

だけど、「本当は」どうしたいのかということに気づかない限り、本当の意味で解決することはありません。

 

とはいえ、思いこみには気づいてないわけだから、今の自分の望みが思いこみに沿った望みなのか、それとも本当の望みなのか、自分でもわからないですよね。

そこを禅タロットをもとに見つめていくんです。

 

Kさんはどうしたいのか?

まずKさんはどうしたいのかを聞いてみると、無理なのはわかっているけど納得できないし、でもこのまま引きずり続けるのもいや、とまとまらないながらも

「内心あきらめてはいるけれど、一泡吹かせてやりたいし、非を認めて謝罪してほしい」

そりゃそうですよね。

ただ、これが本当のKさんの希望なのでしょうか?

 

カードリーディング(本質・潜在意識・顕在意識)

 

ではカードを見ていきましょう。

問題の本質「妥協」

カード詳細はこちら

そのままですね。今の状態は妥協しているから納得できないわけですが、本当に納得できるまで突き進むか、妥協を受け入れるかしかありません。

これが問題の本質であり根本です。

さてここで大事なのは、カードを「良い悪い」で判断しないこと!!

妥協することが悪いととらえてしまうと、妥協せずに突き進むことを目指す占いになってしまいます。

カードが示しているのは「あなたの問題の本質は妥協にありますよ」ということだけです。

そこで、妥協なんてしたくないと感じるのか、妥協してるよなぁでも仕方ないよな~と感じるかはその人しだいですよね。

ねこちゃん

妥協も1つの解決策やからね
そういうこっちゃ

キョウコ

 

気づいていないこと(潜在意識)「マスター」

潜在意識とは・・

自分の奥深くに潜んでいる意識のことで、90~97%は潜在意識と言われています。

潜んでいるだけあって自覚がないことも多いのですが、自覚がないのに自身の行動や考え方に大きな影響を与えます。

カード詳細はこちら

潜在意識がマスターなので、自分では気づいていなくても心の奥の意識はマスターに向かっているということです。

ということは、心の奥では自分で責任を持って決めるほうを向いているし、どんな答えを出してもそれが心からの答えと言えますよね。

 

気づいていること(顕在意識)「再誕生」

顕在意識とは・・

普段自覚している意識のことで、3~10%が顕在意識と言われています。

日常でなにかを考えたり感じたり、言葉で説明できる意識の領域をあらわします。

カード詳細はこちら

自分でも自覚している意識が再誕生です。

再誕生はステップアップの時期が来ていることや、今よりまださらに上があることを示しています。

これが顕在意識ということは、自分でもそのことがわかっているんです。

さて、Kさんにとってステップアップとは何なのか?

 

潜在意識と顕在意識を比較してみる

 

リーディングのポイントとも言えるのがここ。

自分の気づいていない深い意識(潜在意識)と、自覚している表面の意識(顕在意識)を比べてみます。

両方の意識は同じほうを向いているか。全く違う方向を向いていることもよくあるんです。

 

たとえば顕在意識は「Aでありたい」と思っていても、自覚のない潜在意識が「Bであるべき」と思っているとか。

すると、実際の行動は潜在意識の影響をより強く受けるので、自分でも自覚のないままBに向かって行動してしまいます。

そうなると思った通りにならないという状況になるので、モヤモヤしたりするわけですね。

 

潜在意識がマスター、顕在意識が再誕生

 

マスターと再誕生を比較してみると・・

人生を自分の責任で生きていける「人生をマスターした人」

自分をおさえて言いなりになったりあがいたりしながら、本来の自分を目指す

大きく方向性が違う感じはしないですね。

Kさんが向かっている方向は、流されているわけでもなく、なにかに囚われているわけでもなさそうです。

本当はどうしたいのか、わかっているのかもしれませんね。

 

Kさんがカードを見てどう感じるか

ここまで見てきて、Kさんの中で何かに気づき始めたのかだんだん表情が変わってきているのがわかりました。

出てくる言葉も「うんうん」「そうかも」「良かった~」と肯定的に受け入れています。

マスターや再誕生のカードから、自分が思っているよりも今の状況は大丈夫そうだという安心が持てたようです。

だいたいの悩みは「不安」や「怖れ」から生じるので、自分が大丈夫だと感じるだけで解消してしまうことも意外とよくあるんですよ

キョウコ

 

カードリーディング(結果・キーカード)

 

では続いて、先に結果を見ていきます。

結果「アウトサイダー」

カード詳細はこちら

結果がアウトサイダーです。

ただ、未来は決まっているものではないので、今のままだと結果はこうなりそうですよという予測ですね。

このままいけば結果はアウトサイダーなのでKさんの懸念どおり、前に進めなくなりそうです。

だけど実は前に進めないのではなく、無理だと思っているから進もうとしないんです。

勇気を出して進めば門の向こうには虹の世界が広がっています。

 

Kさんが感じたこと

前に進めない理由として出たのは

あとで後悔したくない

というものでした。

 

本当はもうあきらめてるし、今さら裁判もしたくない。

だけど証拠書類を捨ててしまったら、あとでもし「やっぱり裁判したい」となっても戦えない。

そうなったら後悔するかもしれないから、訴訟できる期限までは書類は置いておこうと思うけど、これがあるからずっとモヤモヤしてるんです、と。

 

いっそ捨ててしまいたいけど、捨てたら後で後悔するんじゃないか・・

後悔するのが怖くて前に進めないんですね。

 

じゃあ、勇気を出して門の向こうに行ったとしたら、そこにはどんな世界が待ってると思いますか?と聞くと

「裁判なんかとっととやめて楽しんでます」と即答。

ここで行きたいのはそっちなんだと、自分でも気づいたようです。

 

キーカード「存在」

カード詳細はこちら

キーカードをもとに、とるべき行動や方向性などを見出していきます。

存在のカードは、思い込みも気遣いも常識もない、ただの素の自分でいいと言っていますね。

素のKさんって?どうしたいと思っているんでしょう??

 

Kさんが感じたこと

何も持ってない素の自分はどうしたいと思ってます?と聞くと、Kさんが言ったのは

もうスッキリしたいし、本当はこんなこと終わらせて家族で楽しく過ごしたい!
いつまでもこだわりたくないです。前に進みたい。

あ、もう書類捨てます~~。終わらせます。

 

すごくあっさりと捨てる宣言・・。周りが「え、いいの?」と思うぐらいでした。

自分の気持ちに気づいたら早いですね。

 

Kさんが「本当は」どうしたいのか

 

始めに聞いたKさんの希望は

内心あきらめてはいるけれど、一泡吹かせてやりたいし、非を認めて謝罪してほしい

でした。

 

だけどカードを見ながら自分の意識に向かっていくと、出てきたのは

もう終わりにして家族と楽しく過ごしたい

 

相手に向かっていた意識が、自分に向かってますよね。

相手に何かを求めている間は本心ではなく、私がどうなのか。

これが「本当は」どうしたいのか、ということです。

 

もちろん、負けてもいいから私が納得するまで裁判をする!というのも1つの答えですよね。

 

大事なのは、自分が本当はどうしたいのか。
それに気づいたら、そのためにどうするのか。

そして納得して答えを出すためのツールがタロットだと私は思います。

 

まとめ・禅タロットは深い

 

禅タロットは絵がわかりやすいです。

そして、カード全般を通して自分に意識を向けることや、今ここを生きるということを示しているので、自然に深い部分にふれることになりやすいと思います。

だからこそ、しっかりカードの伝えていることを知ることが大切だし、また自分に向き合うということも必要です。

今回の例が禅タロットの持ち味を知る一端になればうれしいです。

 

Kさん、掲載許可ありがとうございます(≧▽≦)

スッキリした顔が見れて私も嬉しかったです!!

 

 

禅タロットを学んでみたい関東方面の方、いい講座がありますぜ

キョウコ

ねこちゃん

最後はそこに行くのね
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