タロットと引き寄せの法則

 

「引き寄せの法則」は今ではすっかり一般的な言葉となっていますが、

ざっくり言うと、意識を向けたものが現実になるということね

ざっくりしすぎやけどな

今回はタロットと引き寄せについてのお話です。

タロットカードの世界観から見た「引き寄せの法則」

 

「引き寄せの法則」をタロットカードの世界観からみると「正義」にあたります。


正義(マルセイユ版)

ただ、誤解のないように付け加えると
正義=引き寄せができる
ではないですよ。

正義のカードが出たら願いが叶うというものではありません。

正義は「行い」と「結果」が釣り合う世界。やったことがそのまま返ってくる棚ぼたのない世界です。

そして引き寄せの法則は「意識を向けたものが現実化する」

つまり
意識を向ける(行い)→現実化する(結果)
という「法則」自体は正義の世界観だということですね。

願望は常に実現している

 

引き寄せの法則の一般的な流れとしては

これが欲しい

具体的にイメージ化する

手に入ったものとして行動する

叶う

人によって多少、認識の違いはあるかもしれませんがだいたいこんな感じではないでしょうか?

そして、この通りにやってみて

願いが叶えば「引き寄せた」
願いが叶わなければ「引き寄せられなかった」

というふうになると思います。

 

だけど実は・・

引き寄せは常に成立しています。

 

引き寄せの法則は「意識を向けたものが現実化する」

となると、望んでいたことが叶わないのは、望んでいないことに意識が向かっているから。

これを手に入れる!という思いよりも、無理だろうなという思いが強かったら「無理だろうな」が現実化します。

そしてこれもまた、行いと結果が釣り合った「正義」の世界です。

 

つまり、引き寄せられるのは

意識の焦点が当たっているもの

 

そうなると肝心なのは「本当に望んだもの」に意識の焦点を向けることなんです。

単に意識していればいいということではないのね

引き寄せの仕組み

 

「意識を本当に欲しいものに向ける」

そうすれば引き寄せの法則が働くわけですが、これは魔法ではありません。

望んで待っていたら勝手に願いが叶うわけではないんです。

 

もっと現実的。

 

本当に欲しいものに意識を向けるということは、これまでとは見ている方向が変わるということです。

すると当然、これまで見えていなかったことや気がついていなかったことが視界に入ってきます。

願望を実現するために必要なことがどんどん自分に向かってくるようなイメージですね。

それこそあらゆるヒントや情報が向かってきます

 

そのヒントや情報をもとに必要な行動をすることで、願望が実現していく

魔法でもなんでもない、すごくシンプルな法則です。

なぜ叶わないのか

 

ただ法則自体はシンプルでも、なかなか願望が実現しないというのが実感だと思います。

その理由はいろいろあると思いますが、大きくは3つ

1.本当に望んだものに意識を向けることができない

2.ヒントや情報に気づかない

3.行動できない

1つずつ考えてみましょう

1.本当に望んだものに意識を向けることができない

 

願望を実現するためには、本当の望みに意識を向けることが必須条件ですが、これが意外とできません。

なぜなら、優先されるのは自分でも気づいていない「無意識」だから。

人の脳は常に何かを考えていて、1日に約60,000回以上思考すると言われていますが、そのほとんどが無意識の思考です。

 

さらに無意識の中には小さいころから作りあげてきた「思い込み」「信念」「観念」なるものがどかっと座っています。

潜在意識ってやつね

こういうものだ
それが常識
こうでないといけない

潜在意識下でそんな思い込みや信念があると当然、意識の焦点がそこに当たります。

 

その結果、

こういうもんだ
それが常識
こうでないといけない

という現実が目の前にあるわけです。

 

もちろんポジティブな信念を持ってる人は無意識にハッピーな状況を引き寄せます。

結局私ってモテモテだし。
世の中ってうまくいくようにできてるな。
みんなが私に優しい。

みたいな思い込みならいいですよね(〃∇〃)

2.ヒントや情報に気づかない

 

本当の望みに意識の焦点が当たると、実現するためのヒントや情報がどんどん向かってきます。
だけどそれに気づかなければ意味がありません。

とくに今はスマホ1つでもたくさんの情報が入ってきますよね。

もちろんネット情報だけでなく、たまたま見たテレビや人から聞いたこと、なんとなくひらめいたことなど・・

あらゆる形でヒントとなって目の前に現れます。

 

それに気づくのか、スルーするのか

ここが大きな分かれ目とも言えますね。

3.行動できない

 

ヒントに気づいても、それだけでは何も変わりません。

気づいたからには行動する!!

でなければ現実化することのない、ただの妄想です。

 

本当によくあるのが、叶えたいことがあると鑑定に来られても

「これをやってみませんか?」

という行動指針をいざ目の前に提示されると

でも・・
だって・・

と尻込みするパターン

 

私もよくあるので、気持ちはわかるんですけどね。

でも、行動せずに願望が実現することはありません。

まとめ(私の思う願望実現)

 

さて、

「意識が向かっているものを引き寄せる」

これは同時に

意識の焦点が当たっている方向に向かっていく

ということです。

 

望んだ状態が引き寄せられてくるという他力本願的なものや
不思議な力が願いを叶えてくれるといういわゆるスピ的なものに捉えられがちですが、

実は自分で決めて向かっていくものであり結局は「自分しだい」なんです。

 

ノートに願望を書くとか言葉に出して宣言するとか、願望実現のやり方はいろいろありますが、大事なのは方法ではなく、それをすることで意識が願望に向かうからです。

 

そして願望を実現することを決めて、意識がそこに向かった時に自分を超えた「見えない何か」がヒントとして後押ししてくれる

そういうふうに私は感じています^^

ねこちゃん

だけど無意識が優先されるなら、自分でもわからないじゃん
そこをタロットで見るんじゃん

キョウコ

ねこちゃん

なるほど