なかなか手に入らないものだからこそ与えることができる

 

人生で「自分と向き合うとき」があるとすれば、私にとってまさに今がそうです。

 

現在、心理カウンセラーであり、作家でもある根本裕幸先生に弟子入りし、額に汗して課題をこなしているのですが

いや、全然課題進んでないやん
ドキッ! 進まないことを受け入れるのも課題やねん…ごにょごにょ

だんだん声ちっちゃくなってるけどな

 

同期のお弟子仲間と交換カウンセリング実習を行う中で、あらためて自分のことを知るという体験をしています。

りきさんのブログ ※実習について書いてくれました

 

思い返せばタロットの勉強中にも、カードをもとに自分を見つめ直すことに取り組んで、これまで見ないふりをしてきたことを掘り返し

うぉ~~

と、のたうち回りながら涙しながら、少しずつ自分を取り戻してきたなぁ

 

なんて、もう自分はどこかで山を越えてきたつもりでした・・が・・

全然、超えてねぇ

 

ただ、これは自分でもどこかでわかってたことなんですよね(得意技の「見ないふり」を発動してた)

だからね、もう1回自分と向き合ってみようと思ったのも弟子入りした大きな理由でもあります。

 

でも以前とは違って、見たくない、しんどい、というのではなく

「あらあら、まだそんな自分がいるのね~ほほほ」

「おぉそうくるのか、わたい」

みたいな感じで、ちょっと楽しんでいる自分もいます。

 

気づいたのは、私は「思考」では理解しているけれど「感情」はまだまだ受け入れてないということ。

 

以前、自分と向き合ってきたことで

結局は自分が選んできたことで、自分がつくってきた人生なんだ

と過去を受け入れ、それからは人のせいや環境のせいにするのをやめた。つもりでしたが

 

「人生は自分でつくっていくもの」と、頭では理解しているけれど、実は感情は全然追いついてない。

 

というよりも

人のせいにしてはいけない。環境のせいにしてはいけない
人生は自分でつくっていくと信じて進むべきだ

みたいな「観念」になっていて、

 

ちょっとまってよ~。まだそこまで自分のことを信じてねーよ~。怖いんだよ~

という感情を抑えてしまっているのかもしれません。

「抑圧」ってやつね。

 

だから自分の人生を自分でつくっていこうと思いながらも「じゃあどうするの?何したいの?」がよくわからないのか・・

と納得。

 

「私、心理学とタロットで人が自分を大切にして自分の人生をつくっていくお手伝いがしたい。でも自分がまだそれをできてないんだ~」

と言うと、お弟子仲間のミナトさんが根本師匠のブログ記事を教えてくれました。

ずーっと欲しかったのに手に入らないものは「あなたが与えに来たもの」なのだ

 

そうか~

私が「自分の人生を自分でつくるのは当たり前」「そんなの簡単よ」と感じていたら、それを与えたいとは思わないもんね。

なかなか自分でも手に入らないからこそ、価値があることなんだと思えるし、与えたいんだ

 

「強みを生かす」とよく言いますが、難なくできることだけが強みではなく、求めているけれどなかなかできないことにも、実は強みって隠されているのかもしれませんね。

 

仲間と師匠の手を借りながら、あらためて自分の向かっていく方向が確認できた気がします。

感謝!!