タロットカードには全部で78枚のカードがあるのですが、そのうち大アルカナ(22枚)と、小アルカナ(56枚)の2つに大きく分けることができます。
どんな分類がされているのか?
その違いってなんなのか?
2つのアルカナについて書いていきたいと思います。
大アルカナ
小アルカナ
目次
大アルカナと小アルカナの違い
大・小と言われると、大アルカナのほうが重要なカードなのかな?となんとなく感じるのではないでしょうか?
ねこちゃん
キョウコ
ねこちゃん
78枚すべてを使って占ったとき、大アルカナが全然出ていない場合と大アルカナが多く出ている場合では、その問題の大きさも違うと言えます。
大アルカナが多い場合
実際の鑑定でも、10枚中8~9枚が大アルカナということがあります。
カードの枚数は小アルカナの方が割合は多いのに、提示されたのがほとんど大アルカナということですね。
そして逆に、10枚引いて一枚も大アルカナが出ないこともあります。小アルカナしか出ていない。
これらを比較すると、その人の人生にとってこの問題がどういう影響を持つかの大きさが違うと言えます。
ただ、自分にとっての悩みや問題の大きさをあらわしているのではないですよ。
本人はものすごく悩んでいるかとか、大きな問題だと感じているか、は置いといて、人生という大きな流れからするとこの問題ってどうなの?ってことですね。
すごーく悩んでいても実は人生を左右するような問題ではなかったり、それほど気にしていない問題でも実は重大な局面だったりするかもしれません。
恋愛占いで大アルカナが出ていない場合
例えば恋愛ですごく悩んでいて、もうこの恋愛がうまくいかなかったら私の人生は終わってしまう・・くらい悩んでいるのに、小アルカナしか出てこなかったらそれは
人生においてそれほど重要な恋愛ではなかったりするんです
そんな恋愛もありますよね。
これ実際に鑑定であった話なんですが、数か月後このお客様はケロッとした顔で
「今思えば本当に大した恋愛じゃなかったです~」
と、次の恋愛の相談に来られたということもありました^^
タロットは大アルカナのみで占ったほうがわかりやすい?
そこでよく聞かれるのが、大アルカナが重要なら小アルカナは必要ないの?ということ。
もちろん大アルカナだけでも占えますし、それで充分だとも思うのですが・・
だけど、やっぱりどちらも使うほうが占える内容は広がります。
大アルカナが示すこと
大アルカナは問題をざっくりと大きな視点で見て、それを教えてくれるんです。
その問題の要因はここにあるよ、とか
その質問をこのカードの視点で見てみたら?、など
占い自体を方向づけることや、問題の本質を見つけることに適しています。
もちろん大アルカナだけで占いが成立することもよくあるし、少ない枚数で問題についてはっきりと示してくれるので、私は自分のことを見るなら大アルカナのみが多いです。
小アルカナが示すこと
小アルカナはさらに、数字のカードと人物のカードに分かれます。
人物カードが示すのはそのまま人物のことですが、数字のカードが示すのは状況です。
大アルカナのように問題の本質を知ることはできないけれど、問題を現実的な目線で見ることができます。
どんな人が関係していて、どんな状況にある、というように占いが具体的になるんです。
大・小のアルカナが示すこと
大小アルカナにはそれぞれ占い上での特性があるので、
大アルカナで大きな視点から問題の本質を知って、小アルカナでどんな人物が関係してどんな状況にあるのかを知る
78枚すべてを使うことでそういう占いができるのです。
そして両方があるからこそ、大アルカナの重要度が生きるとも言えますよね。
まとめ
タロットカードは大アルカナと小アルカナの2つに分類されます。
大アルカナが何枚出ているのか、どの位置に出ているのかなどを見れば、問題の大きさが想像できるんです。
そして、大アルカナが大きな枠組みで問題をとらえるのに対し、小アルカナは問題を具体的にわかりやすく教えてくれます。
今の悩みってどういうことだろう?という本質を知りたいのなら大アルカナのみ、問題についていろんな情報を元に考えたいのなら全部のカードで見る。
そういう占い方がベストじゃないかな~と私は思います。
キョウコ
ねこちゃん
キョウコ
キョウコ
ねこちゃん
キョウコ
ねこちゃん
キョウコ
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