死神が私から奪ったものとは


神戸教室風景

 

まずはお知らせから・・

長らく使用していた神戸教室ですが、昨年末をもって契約終了となりました。

といっても私が賃貸契約したものではなく、別に教室用に契約していた借主さんがいて、空いている日をお借りしている形だったんです。

借主さんよりも私のほうが使わせていただいていたんじゃないかなと思うぐらい、頻繁にお世話になりました。

ですが、このコロナ事情により借主さんが契約の終了を決意され、寂しいですがこればかりは仕方ない。

仕事最後の日には誰もいない部屋に向かって「ありがとうございました。お世話になりました」と声に出し深々と一礼して、荷物を抱えウルウルしながらお別れしてきました。

 

今後の使用会場について新たに神戸で部屋を探そうかとも思ったのですが、現状やはり対面希望は激減でオンラインでの活動の方がメインに移行しているため、対面はレンタルルームで行っていくことに決めました。

ゆっくりお話しできる場所をいくつかピックアップ中です。

コロナが完全に落ち着いた際にあらためて部屋を借りるのかを考えようと思っています。

 

お知らせは以上です。

 

さて、そんな感じで神戸教室とはお別れになったのですが、そこからのこぼれ話を少々・・

タロットの世界観の理解につながるんじゃないかなと思います^^

 

数ヶ月前、借主さんからお部屋の撤退を決めたとLINEが来たとき、仕方のないことだと頭ではわかっていても、心の中では

どうしよう、どうしよう〜〜〜

という思いがぐるぐる。受け入れることは簡単ではありませんでした。

 

仕事はほぼオンラインに移行しつつあるし、対面はレンタルルームでもできる。とは言え、拠点がなくなることに不安しかない。

自分で部屋を契約しようと思い、ネットで物件を探したりもしてたのですが

オンラインがメインになっている現状
今後さらにそれは進むかもしれない
しかも面倒くさがりの自分がちゃんと部屋を管理できるのか

でもやっぱり神戸に拠点がほしい・・

1ヶ月くらいは考えが行ったり来たりで「うおぉ〜〜」って叫びたくなってました(T ^ T)

 

そんなある朝、夢を見たんです。

夢といっても内容はなく、ただ一瞬

鎌を振り上げた「死神」が私に向かって鎌を振り下ろす場面が見えました。

これよりもっともっとリアルな死神さんでした

 

そこで「うわっ」と飛び起きたのですが、映像がリアルすぎてしばらく心臓がドキドキ。

だけど、ドキドキしながらすぐ決めたのは「部屋を借りるのはやめよう」でした。

 

もちろんタロットの死神の世界観を思い浮かべたからです。


ウェイト版死神

タロットの死神は命を奪いにくるものですが、もちろん本当に命を奪ったりはしません。

命と言えるような大事なもの「こだわり」や「観念」を奪い取っていきます。しかも予告も猶予もなく問答無用で。

つまり死神は止めようがない強制終了であり、手放し。

ただ、もう要らないものだから奪いに来たんです。

 

ジタバタせずに今は手放そう

寝起きだったせいもあり、素直にそう思いました(≧∀≦)

 

こだわりを貫いて、新たな部屋を探して解決するならそれは「戦車」です。動けばなんとかなる能動的な世界。

一方、死神は部屋を探せば解決する問題ではなく、こだわりが足を引っ張っていることを受け入れる受動的な世界です。

何かを手に入れる時ではなく、手放す時 ということですね。

 

そして死神の「終わり」はネガティブではありません。

終わりを受け入れこだわりを手放したら、違うことが取り入れられるからです。

例えば今回の私の場合も

「拠点を持つ」「神戸」

というこだわりを手放したら

神戸以外にも範囲を広げる
オンラインにさらに力を入れる

など、違うことが取り入れられます。

そうなると、もっとたくさんの人とつながることができるかもしれませんよね。

 

お世話になった借主さんと部屋とのお別れはめっちゃめちゃ寂しいのですが、死神が終わりを教えてくれたので、すっきりしている自分がいます。

 

単なる夢の話かもしれませんが、まさに死神の世界観だなと感じる内容だったので、シェアさせていただきました。

そして単なる夢だけで終わらせないように、今後の活動についても見直し中でございます!!

 

ということで、今後ともよろしくお願いいたします(^ ^)

 

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