タロットカードは大アルカナと小アルカナの2つに大きく分けることができます。
ここでは、そのうちの小アルカナについて知っていきましょう。
小アルカナに描かれているもの
大きく2つのアルカナに分かれるタロットカードですが、小アルカナはさらにコートカードと数字のカードに分けられます。
コートカードとは人物が描かれたカードのことで全部で16枚、そして数字のカードが40枚、あわせて56枚のカードがあります。
ここで大切なのは占う際に、コートカードは人物としてみること、数字のカードは状況としてみることです。
コートカードが出たら、自分のことなのか自分以外の誰かのことなのかはわからないけれど、人物としてカードをみる。
数字のカードが出たら、どんな状況にあるのかをみるということですね。
占いで数字のカードが出たらどうとらえるのか
では状況としてカードをみるとはどういうことなのか?
例えば、現状をあらわす位置に「ワンド3」が出たとします。
ワンド3は自分の向かうべき目的地を決め、そこに向かうための船はすでに進みだしています。
もう事態は動き出していて、手を加えることはできないのであとは待つこと、というカードです。
つまり今は、もう動き始めたことに手出しはできないので行く末を信じて待つという状況にあるということです。
もし「どうしたらいいですか?」という質問で占ったとしたら、
もう事態は動き出してるから、待つしかない状況ですよ
ということになりますね。
どうしたらいいのか?という質問の答えに合わせて、ややこしく解釈する必要はありません。
カードを人物としてみるのか状況としてみるのか、ということを自分の中のルールとして知ることで、タロット占いはすごくわかりやすくなります。
コートカードからは状況はわからないし、数字のカードからは誰が関係しているのかは読めません。
小アルカナは、人物のカードは人物として、数字のカードは描かれている状況として、シンプルにみること。ただこれだけです。
あえて難しく解釈してしまいがちですが、小アルカナは実はそんなに深いことを示してはいないんですよね。
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