「やりたくないことはやらない」はポジティブな選択なのか、逃げ なのか?

 

自分と向き合うということを進めていくと、遅かれ早かれ行き当たるのが

「やりたくないことをやっている自分」です。

・行きたくない誘いを断れない
・サービス残業
とか、
仕事、家事など日常当たり前にやってることかもしれませんね。

 

そこから成長するために必要なのは

「やりたくないことはやらない」という選択。

本来やりたくないことを我慢してやる必要はないし、自分を大切にするためには必要なことだと思います。

 

だけど、やりたくないことはやらないという選択をすると

これって逃げてるだけなんじゃないの?

と、不安になる人もいるようです。

 

意を決して「やらない」という選択をしようとしても

本当はやったほうが成長できるのに、逃げてるんじゃないの?

と、もう一人の自分の声が聞こえたりするんですよね。

 

やりたくないことをやらないというのは、ポジティブな選択なのか、「逃げ」なのか

その違いは「やらなかった結果」を受け入れるかどうか

だと思います。

 

何かを選択したら、必ず結果がついてきます。

「やらない」という選択をしたら、必ず「やらなかった結果」がついてくるということですね。

その結果が思うようなものでなかったとしても、

自分が選んだことだから

と受け入れて未来に進むことができれば、それは前向きな選択をしたということ。

 

一方、思うような結果じゃなかったときに、誰かや何かのせいにするのは

やりたくないことを避けるための選択

でしかありません。

選ぶ段階で前向きな選択かどうかが決まっているのではなく、結果をどう受け取るかで違ってくるということね
そうそう。結局は自分しだい

 

自己啓発がブームになって以降

・やりたくないことはやらなくていい

という言葉をよく耳にするようになって、

やらない、を選ぶこと自体が「ポジティブな選択」であるかのようなイメージになっています。

 

「自分を大事にしたいから、やりたくないことはやらないって決めてます」

と、挑戦を避ける免罪符のように使う人もいますが、

結果を受け入れなかったら「自分を大事にしたいから」というのは言い訳でしかありません。

ありのままの自分でいたい、とかね
ありのままの自分が決めたことなら受け入れるはずよね

 

そこで意識してほしいのは、自分が能動的に選ぶということ。

自分がやらないことを選択した、

自ら選んだという「感覚」を持つことです。

 

自分が決めたという感覚があると、結果を誰かのせいにすることはありません。

そして脳は自分が決めたことは肯定するので、結果がどうであってもその中でのいいことを探そうとします。

これでよかったんだよね、と思える理由をちゃんと見つけてくれるんです。

 

すると、自分で何かを決めるということに自信が持てるようになり、

そうなるとさらに、自分で決めて「これでよかったんだ」という経験が増えますよね。

自分軸ってそうやってできていきます。

 

もしも今後、自分の選択に自信が持てないことがあったら

その選択が正しいかどうかではなく、

自分がそれを選んだのだから結果を受け入れよう

と、能動的に決めてください。

 

未来には必ず正しい選択になっていますよ^^