アドバイスカードを読めなくさせる思い込みとは?

 

タロット占いをする際には、カードに「アドバイス」を求めることが多いと思います。

スプレッド(展開法のこと)の多くにも「アドバイス」という位置が設定されているし、タロットを使うからには当然、どうすればいいのかという助言が欲しいですよね。

ただ、この「アドバイスの読み方がわからない」とよく生徒さんが嘆いています。

なぜわからないのかを私の目線で考察してみました。
参考になればうれしいです。

アドバイスカードが読めないワケ

 

アドバイスカードの読み方についての質問はすごーく多いのですが、だいたい共通しているのがアドバイスが難しいネガティブなカードが出た時です。

例えば「吊るし人」とか

「ソード10」とか

カードに良い悪いはないけれど、やっぱり出たら嫌なカードってありますよね。

一見、ネガティブなカードが出たらアドバイスとしてどう読めばいいのかわからなくなることが多いようです。

 

それは逆に言うと、ポジティブなカードが出るとアドバイスしやすいということですね。

「戦車」とか

「カップ3」とか

 

ではどうしてカードによってリーディングが難しいと感じるのか・・そこには「思い込み」が存在しています。

思い込みその1 アドバイスカードは「〇〇しましょう」と読む

 

アドバイスなんだから「こうしましょう」と、はっきりとした助言として読まなきゃいけないと思っていませんか?

そう思っているとネガティブなカードが出ると迷います。

ねこちゃん

吊るし人だと「縛られましょう」になるからそんなアドバイスでいいのか?ってなるよね
戦車とかなら「行動しましょう」みたいなイメージだからアドバイスとして言いやすいんよね

キョウコ

思い込みその2 状況を良くするための助言をする

 

現状がうまくいっていないとしたら、それを良くさせることとして読もうとしがち。

これをやったらうまくいきますよ、状況は良くなりますよということを求めてしまうのですが、好転させる方法とは限りません。

ねこちゃん

ソード10は絶望してるもんね。うまくいく方法ではない
そうなると、アドバイスにならないからわからなくなる

キョウコ

思い込みその3 カードごとに決まった言い回しがある

 

「このカードがアドバイスの位置に出たらこう読む」

というカードによって決まった言い回しがあると思っている人も多いです。

自分が覚えた言い回しではつじつまが合わない時にわからなくなってしまうんですね。

ねこちゃん

何について占っているのか、誰のことを占っているのかによって変わるよね
あと、今の状況はどうなのかとか、本人がどうしたいのかも大事やで

キョウコ

 

「アドバイス」というワードにとらわれない

実際、アドバイスカード1枚ですべて完結させようとするのは無理があるんです。

そんなに簡単に「〇〇しましょう」で解決しない問題だってありますよね。

「アドバイス」というワードにあまりとらわれないほうがいいんじゃないかなと私は思ってます。

 

カードをもとにアドバイスを導き出す

 

カードを「〇〇しましょう」というアドバイスに直結させて読むのではなく

カードをもとに自分と対話しながらアドバイスを導き出す

私はそういうイメージでとらえています。

アドバイスカード = キーとなるカード

 

わかりやすく言うならアドバイスカードを「キーカード」として見ることです。

例えば吊るし人ならアドバイスに直結して見るから「縛られましょう?」でもそんなアドバイスでは好転しないし、「縛られてるから動きましょう」が正解?

ってあれこれ考えてわからなくなるんですよね。

そうではなくカードを「キー」としてとらえ、そこからアドバイスを導き出します。

 

吊るし人は「何かに足を縛られて思ったように動けない」というカードです。

これがキーとなるので

思ったように動けていない自覚はあるのか?
何かが足を縛っているとしたら何が足かせになっているのか?
それって本当に動けない理由なのか?

など、自分を見つめてみる。

そうすると、思い当たる人とまったく思い当たらない人、思い当たるけどなんとかなりそうな人、思い当たるけどどうすることもできない人、当然それぞれのアドバイスも違ってきますよね。

これはどんなカードでも同じこと。

戦車をアドバイスに直結させると「行動しましょう」とか「挑戦しましょう」となるかと思います。

アドバイスとして読みやすいカードなので、これは簡単に言いがちです。

だけどガンガン行動できる人もいれば自分に自信がなくて動けない人もいるし、そもそも行動できないから悩んでる人がほとんどです。

行動することが大事だけど、行動できる?
今できることはなんなのか?

など、戦車をキーとして自分と対話してアドバイスを導き出すと、人によって全く違った今できることが具体的になってきます。

たとえ同じカードでもアドバイスはその人の性格や状況によって多様であるべきなんです。

うまくまとめようとしなくていい

 

アドバイスって占いを締めくくりのイメージがあるので「〇〇したらいいですよ」でうまくまとめたいんですよね。

そして自分以外の人を占うなら、やっぱり事態を好転させる助言をあげたいのもわかります。

だけど、その思いがリーディングを難しくさせてるなら逆効果ですよね。

 

アドバイスは「このカードから今できることを見つけてね」というキーとなるカードです。

そのために何より大切なのはカードを理解すること

しっかり理解できていればカードをもとに考察ができます。

 

うまくまとまってなくても、状況を良くするアドバイスでなくても「まずこれをやってみたら?」という一歩が見えればOKです。

もちろん劇的に変わる一歩のこともあれば、めちゃめちゃ小さい一歩のこともあります。

だけど、その一歩からまた次の行動が生まれていく。

それでいいんじゃないかなーと私は思います^^