タロットは目的ではなく「手段」であるべし
私の基本姿勢です。
ここが違うと、同じタロットを勉強しても到達点が全く違います。それこそ180度!!
もちろん私の勝手な理念なので、どちらが正しいというわけではないのですが・・。
もう少し噛み砕いて言いますと、タロットを勉強したいと思う動機が
「占いができるようになりたい、カードを読めるようになりたい」
なのか、それとも
「占えるようになって〇〇のために使いたい」
なのか、ということです。
占いができるようになりたい、カードを読めるようになりたいというのはタロットが目的のタイプです。
占えることそのものが目的なので、うまく読みたい、当てたい、など技術やコツを求めます。
一方、占いを〇〇のために使いたいというのはタロットが手段になっています。
「〇〇」という目的を果たすための手段というとらえ方ですね。
占えるようになったその先に目的があるので、カードをどう使えばいいのかに視点が向かっています。
ねこちゃん
キョウコ
なぜなら・・
占えることが目的になると「カードが何を伝えようとしているのか」に興味がないことが多いんです。
どう読むのか、どの順序で見るのか、よくあるカードの出方など、「コツ」のみを知りたいので本質を読み取ろうとしない。
もちろんリーディングができることや占い方の「コツ」もめっちゃ大切です。
でも、もっと大事なのはタロットを読み、情報を受け取ってからのその先、
今何をするべきかを考え、それを実行していこうとする自分になれること。
そして、そのためにもカードが何を伝えているのかという本質を知ろうとすることが必要だと思います。
この両パターンの違いが最も大きく出るのは、実は自分以外の人を占う時。
タロット目的型の人は、カードをうまく読むこと、当てることに意識が向かっているので、相手ではなく自分が納得できる占いをしようとします。
タロット手段型の人は、カードが何を伝えようとしているのかに意識が向かっているので、そこを相手にしっかり伝える占いをしようとします。
ベクトルが自分に向かっているか、相手に向かっているかの違いですね。
そんなこと考えたことなかったという人がほとんどかもしれません。
だけど、無意識にどちらかに向かっています。
何度も言いますが、どちらが正しいとかではないですよ~
ただ自分がどちらを求めるか、どちらに占ってもらいたいと感じるか^^
一度見つめてみてはいかがでしょう