タロットカードには「思考」「感情」「感覚」のエネルギーを持つカードがあります。
小アルカナで見ると、ワンドは「感覚」、ソードが「思考」、カップが「感情」、すべての要素を持つのがコイン(ペンタクル)です。
そもそもタロットカードは四大元素論が盛り込まれているので、これらのエネルギーを無視していては理解できません。
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小アルカナ(ワンド・ソード・カップ・コイン)の占い上での意味
カードをエネルギーの性質から見る
そして、このエネルギーは大アルカナのカードももちろん持っています。
それぞれのカードがどのエネルギーを持っているのかという視点で見ることで、めっちゃわかりやすくなるんですよ。
ねこちゃん
キョウコ
ウェイト版「正義」
マルセイユ版「正義」
正義のカードが出たときは「思考」のエネルギーが求められるときなので、よく考えることが大切だし、考えたら答えが出るとも言えます。
要は迷ってることがあるなら頭で考えて決めろってことです。
直感的に決めたい「感覚派」の人も、気持ちを大事にしたい「感情派」の人も、正義が出たら頭を使って計算して合理的に決めることが求められます。
これはどちらかというと男性が得意ですね。
ねこちゃん
キョウコ
キョウコ
ねこちゃん
キョウコ
自分の性質ではなくタロットの示す性質から見る
このように、人にはそれぞれ何を優先しているかという違いがあり、その性質による言動が日常に良くも悪くも影響を与えることはよくあります。
だけど自分がどうであれ、タロットを引いたのならタロットの目線から現状をみること、つまりタロットが示す性質を優先することが大切です。
もし自分が感情派で、いつも気持ちを大事にして選択しているとしても、思考のカードが出たら気持ちは置いといて「よく考える」ということが求められるし、
また、自分が思考派でいつも頭を使って合理的に判断しているとしても、感覚のカードが出たら「どうしたいのか」など、感覚的に決めることが求められるということですね。
大アルカナは「思い通りに動けるカード」と「思い通りにならないカード」に分類できるのですが、その分類に併せて、カードの持つエネルギーにも目を向けてみてくださいね。
単に意味やキーワードからカードを読もうとするよりも、さらにイメージしやすくなりますよ。