こんにちは
願望実現ラボ キョウコです
今回は大アルカナ「節制」について
動画で見たい方はこちらから↓
タロット大アルカナは22枚のカード全部を通して1つの物語を構成していて、その時提示されたカードはあなたの今いる立ち位置、
物語の中で言うなら今どの章にいるのかということを教えてくれています
節制のカードが出た時は「今、自分は物語でいうと節制の章にいる」ということなのですが、
節制は「混ぜ合わせ」の世界です
カードには大きな羽が生えた天使が描かれていて、2つのカップの液体を混ぜ合わせています
そしてこのカップの液体なんですが、これらは同じものではありません
性質が異なるものを混ぜ合わせている
ということですね
何かと何か違うものを混ぜるっていうのは日常でもよく目にしますよね
例えば「コーヒー」と「牛乳」を混ぜてコーヒー牛乳
「ケチャップ」と「マヨネーズ」を混ぜてオーロラソース
「ウイスキー」と「炭酸水」を混ぜてハイボールなど
ただ、この天使が混ぜているのはそんなんじゃなくて
「合わないもの」
「これまで試してないもの」
なんです
コーヒーとケチャップとか、マヨネーズとウィスキーを混ぜるみたいな感じ・・
絶対合わないですよね
なぜ合わないものを混ぜているのかと言うと、状況が思い通りじゃないから
今の問題は自分の思い通りにはならないということを受け入れて「いろいろ違うやり方を混ぜながら模索していく」というのが節制の世界でやるべきことで
例えば「受験」などもそうで、第一志望がA校なんだけど、模試の結果でA校がE判定だった場合・・
もちろん可能性が低くても頑張ってみるのもいいでしょう
だけど絶対に無理って自分でもはっきりわかって、もうそのことを受け入れざるを得ないっていう状態になったらほかの学校も視野に入れて情報を集めますよね
「受験」「A校」という混ぜ合わせはうまくいかない
一番行きたいA校は絶対に無理なんだ、そこはもう思い通りにはならない
なので
「受験」「ほかの学校」
を混ぜ合わせて模索して「B校にしよう!」みたいな
思い通りにいかない中で、今できるベストを探すという世界観のカードなんです
これは私の感想ですが、実際の鑑定では節制のカードって人間関係に悩んでいる人によく出ます
職場の人間関係とかご近所付き合いやママ友付き合いとか、夫婦関係もそうですね
例えば職場の人間関係に悩んでいて
自分としては
周りがもっと柔軟になってくれたら
〇〇さんが異動になったら
そしたらもっと働きやすくなるのに・・
という思いがあるとしても、節制の世界ではその思いは通らない、もう思い通りにはならないんです
だからそれを受け入れて、周りは変わることはないんだから自分から歩みよるとか、もう徹底的に嫌われていいから距離を取るとか
相手が異動になることを望むよりも、自分が異動になるために行動するなど
これまでとは違うやり方を混ぜ合わせながら今の環境で働きやすくなる方法を模索するほうがいい
それは自分としては本意ではないかもしれないけど、節制ってそんな
思い通りじゃない中でいまできることを探していく世界
なのに、思い通りにならないのにいつまでも思いを通そうと自分は何も譲らずに環境や相手を変えようとしていても前には進めなくなってしまうだけですよね
人生には自分の思いを通すことが大事なときもあるけど、時には妥協することも必要なんだと教えてくれるカードだと思います