タロット大アルカナ「死神」について

こんにちは
願望実現ラボ キョウコです

今回は大アルカナ「死神」について

動画で見たい方はこちらから↓

 

タロット大アルカナは22枚のカード全部を通して1つの物語を構成していて、その時提示されたカードはあなたの今いる立ち位置、

物語の中で言うなら今どの章にいるのかということを教えてくれています

 

死神のカードが出た時は「今、自分は物語でいうと死神の章にいる」ということなのですが、

死神は何かが終わっていく、変わっていく「終わり・変容」世界です

 

アニメとかでは鎌を持ってローブを身に纏ってるのをよく見かけますよね

イメージ的に、死神は魂と肉体を鎌で切り離して、そして魂を持ち去っていくいわゆる「死」をもたらす役割ですが、このカードの死神さんがもたらすのは「終わり」「変容」なんです

 

カードを見ると、描かれているのは馬に跨ったガイコツなんですが、このガイコツが死神です

そして死神って向こうから勝手にやってきて魂を奪っていきます

こちら側から死神に向かって魂を差し出しにいったりはしないですよね

 

頼んでもないのにいきなりきて、そして命を終わらせていく・・それが死神です

自分が終わりに向かっているのでなく、終わりが自分に向かってやってきているので、自分で終わらせるとか、変えていくというような能動的なものではなく、

強制的に終わりにさせられる
有無を言わさず変えられる
変わらざるを得ない

という受け身な世界なんです

 

では何を終わりになるのかというと、自分の中の「当たり前」とか「こだわり」などいわゆる観念・価値観とも言えるもので

なんでそれが終わりになるのかというと、もういらなくなった、不要になったからです

 

例えば婚活をしていてなかなかうまくいかない

どうしたらいい人と出会えるの?
どんな人が自分には合うの?

って悩んでたとしても、死神の世界にいるなら能動的に相手探しをする時じゃなくて、結婚に対するこだわりや観念などを手放していく時なんです

なぜならそれがいらないから、じゃまをしているから

 

結婚に対する観念とか価値観って人それぞれたくさんあって、ポジティブなものもあるけどネガティブなものもありますよね

・年収、年齢、容姿など相手に求める自分にとって当たり前の条件
・自分の実家近くに住むことみたいな結婚後の生活のこだわり
・家事・育児は完全に分担すること夫婦のあり方的な価値観

ほかには結婚そのものへの観念

・結局結婚したら女性が損をする
・結婚したら自由がなくなる

など
そういった観念や価値観が婚活のじゃまをしているなら、それは終わりにしなきゃうまくいかないですよね

死神ってそんな、何かを手にいれる世界じゃなくて手放していく世界なんです

 

だけど自分にとって当たり前だと思っていることやこだわっていることって大事にしているからなかなか自分では変えられない

だから向こうから変容がやってきた

もう考え方を変えるしかないよ
そのこだわりはもう要らないよ
じゃなきゃうまくいかないよ

と死神が強制的に終わらせにきたんです

 

これから何かをはじめようとしたり、目標に向かって能動的に進もうとしている時に出ると嫌なカードかもしれないけれど「人生には考え方ややり方を変えなきゃいけない時」ってありますよね

死神のカードが出たら今がそうだと教えてくれています

 

死神の世界にいるのにこだわりを手放せない人もいますがそれでは結局、そこから進めなくなってしまうだけなので、事態をなんとかしようとするのではなく

この問題は自分が変わらなければ解決しないんだ

と受け入れて終わりゆくものは終わらせましょう