タロットのスプレッド:過去・現在・未来を見る(占い例あり)

タロット占いにはたくさんのスプレッド(カードの展開法)があります。

少ない枚数のスプレッドもあれば、10枚以上を出すスプレッドもあり、場に応じていろいろな使い方ができるので何パターンかを知っておいて損はないですね。

講座でもいくつかのスプレッドをお伝えするのですが、やはり人気のあるスプレッドというものがあります。

以前、講座内で生徒さんが「これをやりたかったんです~」と言ったのが、ケルト十字を勉強した時でした。

ケルト十字・・※並べる順番は一例です。

 

なんでこれがやりたかったの?と言いながらも、実際私もタロットを独学でやってた頃はそう思ってました^^

一番有名なスプレッド(多分)だし、これができてこそのタロット占い、みたいなイメージがあったんだと思います。

ケルト十字しか使わない占い師さんもいるし、万能なスプレッドですね。

どのスプレッドも原点は1枚引きから

ただ、やっぱり最も基本として大事なのは「1枚引き」、そして個人的には2枚、3枚引きを練習することだと思います。

ケルト十字やヘキサグラムなど有名なスプレッドを使えるためにも、まずはここ!

とくにたくさんの枚数のカードを展開してもどう読めばいいのかわからないのなら、少ない枚数で読む練習をおすすめします。

1枚1枚をしっかり見るということがわかれば、あとは枚数が増えても応用するだけなので。

当たり前のことを言ってると思われるかもしれませんが、ここをすっ飛ばしてる人は意外と多いんですよ。

ねこちゃん

たくさんカードを使えることに憧れがあるんだよね~。スラスラ読めたらすごいな~かっこいいな~って
あ~はいはい。
以前のわたしですよ(*´з`)読めないのにケルトばっかりやってた

キョウコ

まあとにもかくにも1枚~3枚の少ない枚数でサクッと占うのが基本でもあり、お手軽でもありますよね。

というわけで現在募集中のリーディング講座でも初回は最も基本である1枚引き~3枚引きを設定しました。

とくに3枚引きはいろいろアレンジできて役に立つので、ここをしっかり学んでいただけたらと思っています。


ではここからは「練習編」として、実際に3枚引きの例を紹介していきますね。

夫婦関係について。この先どうなりますか?

これからどうなりますか?という、今後を知りたい定番の質問です。

今後を知りたいということで、過去、現状、未来の3枚で引きました。これも3枚引きの定番ですね。

左から

過去 ソードナイト
現状 節制(逆)
未来 ソード6

大アルカナが1枚、コートカード(人物カード)が1枚、数字のカードが1枚です。

まず全体から見るところとして、大アルカナが出ているか・・
大アルカナが出るのと出ないのとでは、その問題の大きさが違います。

節制が現状の位置に出ているので、今、夫婦関係が大事な局面にあると言えますね。

そして愛情をあらわす「カップ」や、家族の安定をあらわす「ペンタクル」の要素がなく、思考や意志、合理性を示す「ソード」が2枚出ています。

お互いを想い合ってますねとか、安定してますね、などの穏やかな関係よりどちらかというと

結婚って夫婦ってこういうもの

といった、頭で考えた関係性に向かってきた感じがうかがえます。

感情を大事にする女性からすると寂しいかもしれません。

 

では、次はカードを一枚ずつ見ていきますね。

過去がソードナイト

コートカードです。

人物カードは人物として見ます。つまり、過去は本人がこういう人物だった、もしくは相手がそうだった。両方かもしれませんが。

ソードナイトは持っている武器はソード(剣)、頭で考えて動く「思考派」で、自分の意志を貫こうとします。

ただ、ナイトはまだ成長途中で未熟なので、その考えも未熟なんです。

過去は自分の考えを大切にしながら夫婦関係をつくってきたけれど、まだ未熟だったので、自分の考えばかりで相手を気遣ったりすることがあまりなかったかもしれません。

現状が大アルカナの節制

節制のカード解説はこちら

節制が恋愛や夫婦関係で出る場合、多少の妥協をしながらも自分と相手の気持ちを混ぜ合わせることをあらわすことが多いです。

自分と相手の気持ちを混ぜ合わせるということは、相手の気持ちを受け入れるとか理解しようとすることだと私は思うんです。

もちろん自分の気持ちも大事にしながら・・。

過去のソードナイトは「こうあるべき」という思考のもとに行動するので、なかなか譲ることができないのですが、節制はそこを譲ることも示しています。

だけど、譲りっぱなしではなく「混ぜ合わせる」

そもそも節制は「思い通りにならない」という前提があります。
そんな状況の中で試行錯誤しながら混ぜ合わせて新たな方法を模索する時です。

自分の気持ちも相手の気持ちも尊重しながら、できる範囲での「ベスト」な状態をつくること。

ここが逆で出ているというということは、その混ぜ合わせがうまくいっていないか、混ぜ合わせようとしていないのかもしれません。

だけど大アルカナなので、ここでどうするかがすごく大事です。

未来がソード6

どうなりますか?という質問で占っているので、ある意味このカードが答えになりますね。

ただタロットの示す未来はあくまで現状から見た予想です。

このままいくと今後、ソード6のようになる可能性が高いですよ、ということです。

ソード6の解説はこちら

ソード6は船に乗ってどこかに行こうとしています。

だけど、前向きな印象ではなく、ひっそりと逃げるように去っています。

少なくとも未来に夫婦関係が好転していることを示すカードではないですね。

よりよい関係をつくるためにお互いに向き合っているというよりも、問題を見ずにやり過ごしているような感じです。

だからこそ、現状の「節制」がよけいに大事に思えてきます。

 

さてこの3枚には、アドバイスカードは引いていないのですが、あらためて

自分がどういう夫婦関係をつくりたいのか

という本当の気持ちを見つめる必要があると思います。

もっと心から向き合ったり今とは違う関係を作りたいのか、なんとなく表面上だけ繕っていければいいのか。(今のままでいけば後者)

それによって、取るべき行動は違ってきますよね。

3枚のカードだけでもいろんなことがわかる

このように、3枚のカードからでも様々な視点や状況が見えてきます。

もちろんたくさんカードを引けばそれだけ情報は多くなりますが、少ない枚数でしっかりカードを見ることができなければ情報の多さに振り回されてしまうんです。

だからこそ1枚~3枚の少ない枚数で、まず問題の本質を見る占いを学ぶことが大事だと私は思います。

 

では次回は3枚引きの違う占い方をご紹介しますね。