タロットはカードの意味ではなく世界観を知る

 

タロットを勉強していると、「なんか苦手だ」「わからん」というカードが1枚や2枚は出てきませんか?

これはカードを世界観から見ずに、キーワードから見ているからだと思います。

私もそうでした(^^)

 

というのもそのころはまだカードのキーワードを暗記してそれを当てはめる、というやり方を一生懸命勉強していたからです。

ちなみに私がまだ勉強を始めたてのころに、わからんと思ってたカードは「節制」と「審判」でした。

節制のキーワードは私が覚えてたのは確か・・順応とか調和、公正というようなことでした。あと中庸(ちゅうよう)。

中庸なんて言葉、普段使ったこともないのに覚えようとしていたのでちょっと複雑でした。

 

まぁ暗記はがんばったらある程度はできます。

でもそれでカードを読むとなると「わからん」になってたんです。
わからないから、当然苦手になりますよね。

 

占ったときに節制が出たら

順応しろ?公正になれ?
何に順応するの?何に対して公正になるの?

チンプンカンでした。

 

これと同じようなつまづきをしている方もいるんじゃないでしょうか。

 

だけど、カードの絵を理解してどんな世界がそこにあるのかを知るとこれはガラッと変わりますよ。

絵を見てください。

節制は何かと何かを混ぜていますよね。
実はこの2つは異なるものです。

つまり、異素材の何かを混ぜ合わせるということですね。

 

なぜ混ぜ合わせるのか・・それはもうこれまでのやり方は通用しないから。

やり方を変えればうまくいくというよりも、少なくとも今のままでは無理なんです。

 

かといってまったく新しいことをするのではなく、これまでのやり方に違うものを足していく。

順応、公正、といったワードが先にくると、何に順応するのか?というカードの見方をしてしまいますよね。

そうではなく、今のやり方にこだわるのをやめて違うやり方を加えていくこと。

 

そして混ぜ合わせるということが、順応とか調和にもつながりますよね。

まずカードの絵があって、世界観があって、そこからキーワードにつながるんです。

 

キーワードを覚える占い方は、手っ取り早く簡単なようで、実は遠回りだとも言えると思います。

ということで、タロットを勉強するなら世界観から学ぶことをおススメします。