このブログを見てくださっている方には
占いの館、電話占い、占いイベント、私と同じフリーランスなど、なんらかの形で「プロ」として活動している人や、
まだ活動はしていないけどこれからタロットを仕事にしたいという「プロ志望」の人もいるかと思います
だけど、その活動が順調にいっている人ばかりではなく、思い通りにいかない状況の中で大きな不安を抱え疲弊している人もいるのではないでしょうか?
占いって「質問をしたら答えがわかるもの」で、
そして当然その答えは「当たってなきゃいけない」というイメージがもう出来上がっているので、そのイメージに振り回されて
相手の求めに応じて答えを与え、相手を満足させないといけない
と思いがちです
だから、占った相手から
「当たってます」
「スッキリしました」
と言われることが一定の「成果」になるし
特に、多数の占い師が在籍している団体に所属している場合だと、鑑定後に
お客様の感想と共に鑑定内容を点数で評価され、それがネット上に成績として反映される
というシステムになってたりするので
「当たってない」
「思ってるのと違った」
と書き込まれたり、低い点数を付けられることは、今後の活動に差し障りがあるので、良い評価をもらうことが成果になったりもします
そのような場で、成果を出してランクが上がることが喜びになる人もいるけれど、
良い評価をもらうために相手に合わせた占いをすることや、常に自分の評価を気にしなければならない状況に疲弊していく人もいます
そして、疲弊した状態の人からよく出る言葉が
自分には占い師は向いていない です
だけどこれって実は、占い師が向いていないのではなく
今やっているような占いはしたくないだけで
そもそも目的が本心からズレているからうまくいかないだけなんです
実は私自身も「向いていない」と占い館を撤退した経験がありますが、
本当は自分には向いていないのではなくて
評価されるために相手に合わせるのが嫌だ
そんなことのために勉強してきたんじゃない
っていう、本心の思いを抑圧していたから疲弊していたんです
そういう経験からもプロとして活動するなら
自分の鑑定における「成果」ってなんなのか
を明確にしておくことが大事だと本当に思います
それがはっきりしていれば、理想のお客様像が見えてくるので
その人に届くためにはどんな集客の仕方がいいのか
どんな鑑定スタイルがいいのか
どんな知識をつければいいのか
など、そのために必要なことがわかります
必要なことがわかればあとは実行するのみですが、自分が目指す成果のための行動なのでもちろん疲弊することはありません
ちなみに私にとっての成果は
お客様の現実が変容すること
理想のお客様像は当然「変わろうとしている人」です
ここがはっきりしているので、当ててほしい人に向けて集客はしていないし、もちろんそういう人は来ません^^
せっかく学んできたことを「向いていない」で終わらせてしまわないためにも、
あなたにとっての成果はなんなのか?
一度、考えてみてくださいね!!