あなたにはやりたいこと、叶えたいことってありますか?
もしあるとしたら、そのために今行動していますか?
「起業したい」「結婚したい」「離婚したい」「占い師になりたい」
私は仕事柄、多くの人のやりたいことについてお話を聞いています。
ただ、どちらかというと「やりたいけどできない」「いつかはやりたい」という声の方が多いかもしれません。
今回はそんな「やりたいけどできない」について書いていきたいと思います。
やりたいけどできない
やりたいことはあるけれどできないという状況、その理由を聞くとほとんどは時間・お金・環境・自信のなさにあります。
例えば
起業したいけど資金がない(お金)
結婚したいけど出会いがない(環境)
転職したいけど忙しくて動けない(時間)
占い師として活動したいけどまだ練習が足りない(自信がない)など。
もちろん自分にとってはできない要因であり、切実な理由なのかもしれません。
だけどそれは本当にできない理由なのでしょうか?
意識は「できない」に向かっている
やりたいけれどできないという状態は、意識(=視点)が「できない」に向かっています。
できないという視点で見ると、当然できない理由ばかりが目に入りますよね。
これは無意識ではもうできないと決めているんです。
「やりたいけど理由があってできない」ではなく、深層心理では「できないから理由をつけてやらない」もしかしたら「やりたくないから理由をつけてやらない」なのかもしれません。
本当の理由
ではなぜ意識が「できない」もしくは「やりたくない」に向かってしまうのか
それは失敗することへの怖れや自分には無理などの思い込みがあるからです。
そもそも人は安定を好み、変化を嫌います。たとえ状況が好転するとしても無意識に変化を拒んでしまうこともあるのです。
思い込み:失敗してはいけない
やりたいことを現実化するには「行動」が必要です。
でも動けば必ずうまくいくわけではないし、動くからには失敗する可能性も生じます。
もちろんそれは同時に、動けば成功する可能性もあるということだし、そもそも行動せずに何かを得ることはありません。
だけど成功への思いよりも失敗への怖れが強いと、失敗するかもしれないならやらないでおこうと無意識に行動を避けようとします。
失敗してはいけない
間違えてはいけない
失敗は恥だ
潜在意識にこのような思い込みがあると、やらないことを選択してしまうんです。
思い込み:自分には無理
自分を過小評価している人は、やる前から「無理」だと決めつけてしまいます。
やりたいけれど無理だろう
どうせうまくいかない
だったら最初からやらないほうがいい、と行動を避けて現状に留まろうとするんです。
とくに、過去にやりたいことをやらせてもらえなかった、うまくいかない挫折を味わったなどの経験があると、自分はやりたいことができないという思い込みが作られて、やる前から諦めてしまう傾向にあります。
やりたいことをやる自分に変わる
では、やりたいことをやる自分になるためにはどうすればいいのでしょうか・・
それは「できる」と決めること!!
これだけ。
できないという視点で見るとできない理由が目に入りますが、できるという視点で見ると「今できること」が目に入ります。
それが意識を向けるということなんです。
今できそうなことが必ずしも大きな行動ではなくても大丈夫。
やりたいことに意識を向けて「できる」と決めて動けば、どんなことでもすべてが現実化のための行動につながります。
まとめ
やりたいけどできない、いつかはやりたい、という思いは本当は「やらない」ことを選択しています。
それは行動したくないから。
失敗してはいけない
自分には無理
そんな思い込みから、行動することを無意識に避けようとしています。
行動せずにうまくいけばいいのに・・絶対にうまくいくなら行動するけど・・など「いつかは」と期待している状態です。
ただ、行動を避けている限り、やりたいことを「できない」という視点で見ているので現実として捉えていません。
空想や妄想状態ですね。
そこで必要なのが「できる」という視点で見て、現実に落とし込むこと!
やりたいことが空想の世界ではなく、現状の先にあるものになると今できることが見えてきます。
「いつかは」とか「条件が整えば」と思って行動していないうちは、やろうとしていないんです。
ここを受け入れるかどうかが未来への分かれ道になっていくし、何より本気でやりたい人は、できない理由を見るよりも「今できること」をやっています。
今は無理という理由をあれこれ考えるよりも、「できる」と決めてみること。。
そこから始めてみましょう〜〜