タロットの「うまくいく方法」は失敗につながることもあります

 

昨夜、息子がアルバイトから帰ってしばらくすると「財布がない」と言い出したんです。

 

そもそも帰り道で落としたのか家までは持ち帰ったのかさえもわからない状態で、とにかく家中を探しても見つからない。

おそらく落とした可能性が高いだろうと、警察に紛失届を出したりカードを停止したりと夜遅くまでバタバタでした。

現金はほぼ入ってなかったのですが手続きが面倒なんですよね。

 

うちの息子はとにかく持ち物をどこでもポイっと置くので「無い、無い」と探すのはもう日常的で、いつも一緒にもの探しをさせられている私としては

「今回のことを戒めにしてしっかりと持ち物管理ができるようになればいいな」と勝手なことを思ってました^^

 

さて、息子にとってこの件がいい勉強になったかはわからないですが、実際に「痛い目にあって気づく」っていうことありますよね。

「あの失敗があったから今がある」

そう思えたらそれはもはや失敗ではなく、成功するために必要な経験になります。

 

そしてタロットのメッセージも実はこの流れがおおいに関係しています。

カードにアドバイスを求めた時に、ゴールに到達するためには「失敗を経験して何かに気づく必要がある」といった場合には、その経験に向かわせるようなメッセージが出るのです。

 

一見、失敗であったり痛い目にあったり辛い経験かもしれないけれど、その経験の先には成功や幸せがあって、ただ失敗を避けては到達できないことだとしたら・・

失敗する道に進むことが実は「うまくいく方法」だったりしますよね。

 

引き寄せの法則もまさに同じで、一旦ゴールを設定したらその先に起こることは良いことも悪いことも、すべて必然だと信じて進める人は必ず目的地に辿り着きます。

 

というよりも普通に考えてみたら、何の問題もなく一切のつまづきもないままに、すぐ成功することなんてほとんどないというのはだれでもわかっているのではないでしょうか・・

 

なのに不思議とタロットには失敗せずにうまくいく方法が求められ、しかも当たることを求める人も多いですよね。

そうなると失敗したと感じた時点で、うまくいく方法ではないし当たっていないとなってしまいます。

 

すると行動を止めてしまったり、違う方法を求めたりしてしまい、結局はうまくいかないということにつながりかねません。

これではせっかくのメッセージを活かせなくなってしまい、もったいないなあと思うのです。

 

タロットは魔法ではないし、カードのアドバイスはかなり現実的。

失敗やリスクを避けてうまくいくことはないなら、ない方法を教えてはくれません。

 

タロットのアドバイスはすぐにうまくいく方法ではなく、もっと多角な視点から見た「うまくいく」なのです。

 

成功するためには失敗も必要な経験。

そう思うと失敗することは悪いことではないのかもしれないですね!