「ウェイト版(マルセイユ版)と禅タロット、どちらを習うか迷っています」という相談メッセージをいただくことがたまにあります
これが、両方習うつもりでどっちを先に勉強すればいいのか?という質問なら、答えは「ウェイト版(マルセイユ版)を先に勉強した方がいい」なんですが
どっちがオススメかと聞かれると「自分しだい」としか言えない・・
それぞれ「領域」が違うのであなたが「何を求めるのか」で決めましょう というのが私の答えです
※以降、ウェイト版の説明はマルセイユ版も含みます
何を求めるのか、とは
問題について
・本質を知りたいのか(ウェイト版)
・根本を探りたいのか(禅)
ということ
ウェイト版は 過去、現在、未来、障害、環境、結果、希望など、あらゆる角度から問題を整理して、
「この問題ってこういうことが背景にあって、結局大事なのはここだよ」
という問題の本質を知ることができます
現状がうまくいかず悩んでいるときに未来を知りたがる人は多いけど、うまくいきますか?なんて未来を知っても意味がありません
結局大事なのは「うまくいかないのはなぜなのか?」ですよね
うまくいかない要因はここだよ、という問題の本質を知ることが大事なんです
一方、禅タロットは問題の本質を知ったその先、
うまくいかない要因を作り出している根本(潜在意識)にフォーカスします
ウェイト版が客観的な視点なのに対して、禅タロットは「自分自身」をとことん追求するので、思いっきり主観です
図解すると・・
ウェイト版では問題の背景を広く浅く知ることで本質が見えてくる
禅タロットでは問題の根本を深く追求して思い込みを見つけていく
同じ問題について占っても、そもそもカードが示す「領域」が違うんですね
私は鑑定では、まず問題についてマルセイユ版とウェイト版で見て、さらに潜在意識まで言及するほうがいいと感じたら禅タロットを使いますが
問題について知ることが目的ならウェイト版、潜在意識まで言及したいのなら禅タロット
これがベストな使い分けじゃないかなと思います
どちらを勉強するかで迷っているなら、あなたが
「何を求めるか」「どこにフォーカスしたいのか」
ここを考えてみてくださいね!!