禅タロット【嘆き】カードの意味と解説

禅タロット 雲の9 嘆き

「悲しい時はがまんせずに悲しむ」

 

しゃがみこんで、嘆いている人がいます。

これはブッダの弟子「阿難(あなん)」がブッダが亡くなったことで泣いているイメージ画です。

阿難はブッダの弟子として長年そばにいて仕えてきました。

 

だけど、彼がこんなに嘆いているのはブッダが亡くなったことではなく、自分のため。

こんなに長い間ブッダのそばにいたのに自分は未だに悟りを得ていないと泣いているんです。

その夜彼は、深く瞑想し、痛みを感じ、嘆き悲しんだ結果、翌朝悟りを得ることができたそうです。(解説本から抜粋、諸説あり)

深く大きな悲しみの中にいる時は変容のチャンスだと教えてくれているカードです。

痛みや悲しみはあるがままに感じましょう。

 

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