約200年続いた「土の時代」が終わり「風の時代」へと移り変わった現在、占いに求められるものも徐々に変わっていきつつあることを感じます
タロットで言うと「土」はペンタクル(コイン)、「風」はソードですが
「安定」「成果」「集団の中の自分」を重視するペンタクル的な考え方から
「自由」「多様性」「自分個人」を重視するソード的な考え方に世の中は確実にシフトしていますよね
これまでは終身雇用が当たり前だったけど、今や働きやすさを求めて転職するのは普通のことだし、
お金は貯金よりも運用して動かすことを政府からも勧められていて
少し前まではなかった「自己肯定感」「自分軸」「ありのままの自分」というワードがもてはやされてるのも
潜在意識とか心理学に興味を持つ人も多くなっているし、自己啓発系のセミナーが多いのもうなずけます
受け身で生きていたらよかった時代から、自ら能動的に人生を生きていくことが必須な時代に移り変わっているんです
そしてこの変化は当然、占いの現場でも起こっていて
「この先どうなるか」よりも「今どうすればいいのか」を求める流れに進みつつあることを肌で感じます
未来は決まっていないし、これからの自分しだい
大事なのは「今」に目を向けること
ここに気づいている人が確実に増えているんです
占いに行ったけど「いいこと」しか言われなかったと不満を持つ人って結構いるそうだし、
「アゲ鑑(定)」っていう言葉まである・・
アゲ鑑っていう言葉なんて以前はなかったので、それだけ
いいことを言ってもらうだけじゃなく、もっと本質的なことを知りたい
曖昧な言葉じゃなく具体的な指針を示してほしい
という人が増えているんだと思います
さて、そんな世の中の流れを感じるにつけ、私が常々思うのが表題にもある
禅タロットの時代が来たなぁ
ということ
「未来は自分がつくっていける」「大事なのは今」ということに気づいても、結局何をすればいいのかがわからなかったり、自信が持てずにストップしている限り、前には進めないですよね
気づくだけでは不十分で、自分を知ることでしか根本的な解決はありません
禅タロットは「自分」「今」をとことん追求するためには最適なツールなので、今はもちろんですが、これからさらに時代に合っていくんだろうなと感じています
もちろんそれを感じている人も多いでしょうし、人気なのも納得で
私も微力ながら禅タロットをもっと広めていければいいなと思います^^