タロットリーディング例「3枚引き」過去〜現状〜未来

こんにちは
願望実現ラボ キョウコです

今回はタロットリーディング例「スリーカードスプレッド」をご紹介します

動画で見たい方はこちらから

 

今回リーディング練習をするスリーカードスプレッドは「3枚引き」とも言い、いろんなパターンで展開できる便利なスプレッドなんですが、今回は定番でもある

過去〜現状〜未来

で見ていきますね

 

お題がこちら

会社の同僚との関係について

 

同期で入社した同僚がほかの人と自分に対する態度がかなり違う

 

ほかの人にはそんなことはないのに自分には上から目線というかバカにしたような言動がよくあり常にマウントを取ろうとしてくる

 

この先、どのように付き合えばいいのかわからない

展開されたカードがこちら

タロット大アルカナを前半、後半という分け方をすると、ざっくりですがカードの前半は能動的、後半は受動的な世界です

前半は自分の思いを元に動くこと
後半は思い通りにならないと受け入れること

で、それぞれ物語が進んでいきます

 

今回の展開されたカードを見ると、3枚とも後半のカードなので、この問題に対して本人が過去から未来までずっと後半の世界にいるということになります

自ら動くことでは思いが通せる世界ではない、つまり自分が相手に働きかけることで解決するという事案ではないことがすでにここでわかるんです

 

この先どのように付き合えばいいのかわからなくなっているようですが、こうすればいいですよって能動的に動いてなんとかしようとするのは前半の世界、

今はそうではないようです

 

この同僚との付き合い方うんぬんの問題じゃない

じゃあどういうことかと言うと「自分自身」の問題

状況とか相手を変えるのではなく、自分自身が変わらないと解決しない問題といえます

 

ではそれを踏まえてカードをみていきましょう

 

まず過去が月R

過去っていうと、よく「いつ」のことを表すのかを聞かれるのですが、いつとかは決まってなくてこの問題に影響している過去を指します

 

同僚との関係に影響している過去が月だということですが、月は暗くて「わからない・見えない」ことを受け入れる世界です

先が見えない状態って不安だけど、わからないことはわからないんだと受け入れれば不安が晴れて夜が明けていきます

それが逆位置なので、なかなか受け入れられなくて不安が晴れないんですよね

見えないから怖くて前に進めない

ということは過去に何か不安を抱えたままになってることがあって、それが今の問題に影響しているようです

この同僚との関係で現在不安になってるというよりは、不安を持ってたから今の問題が起こったとも言えます

 

例えば過去に友達との関係でもめて孤立したことがあって、その経験が影響していて、今の出来事に対して必要以上に不安視してしまう・・とか

さらに

その経験から人に気を遣うようになって、そういう態度が結果的にマウント取りたい人につかまってしまう・・みたいな

カードからは何があったとかまではわからないけど、自分の中のまだ消化していない過去の不安な思いが今の問題に影響しているよ

ということですね

 

そして現状が「死神」

死神は何かが終わっていく、変わっていく世界

もういらなくなったものを手放して変容していくポジションです

 

めちゃめちゃ受動的な世界なので死神のカードが出る時って

何かが変わっていくからこの出来事が起こったんだ
何かを終わらせるために今の問題が必要だったんだ

みたいな受け身の捉え方をしたほうがわかりやすい

 

なのでこの同僚との関係でのもやもやって、自分の何かが変わっていくための出来事だといえます

じゃあ何が変わっていくのかいうと、過去の不安に縛られている自分ですね

そこに気づいてもうそれは必要ないんだって手放していく時なんです

 

起こっていることをそのまま見れば、マウントとってくる(と思える)人がいるということで

じゃあ自分はどうしたいのかと考えれば

距離をおくでもいいし、相手にはっきり言うでもいい

相手の態度が仕事に支障をきたすようなら上に相談するとかもできる

要はそれだけのことなんですよね

 

でも、それで解決する問題じゃない

なぜかと言うと、過去の思いを引きずったままで今の出来事を見てるから

 

なので、この出来事を通して気づいて手放していく時がきたよ

って言ってます

 

そしてそこからの未来、これからどうなっていくのかが「星の逆位置」

 

星は水に流してます

いらないものを流し切った先に、本来のピュアな自分に戻って本当にやりたいこととか本心が見えてくるので、純粋な希望を見つけるために全部水に流していく世界なんです

 

だから未来にはいらない思い込みを流して

自分が心から求める人との関わりとか
本当に仲良くしたい人を見つけるとか
心地よい人間関係がわかるとか
仕事での適度な関わりが見えてくるとか

希望がありそうなんだけど・・逆位置なんです

ということは流しきれないんでしょうね

 

つまり「過去の思いを手放すことができないままで人と付き合っていく」っていうのが今後も続いていく、という感じ

今は「どういうふうに付き合っていけばいいんだろう」って外側に意識が向かっているんだけど、カードからは

「要因は自分にあるんだよ」という、内側に意識を向けることが大事だと言われてます

でも、このままではそこに気づかない可能性が高そうですね

 

こういうカードの出方をするときって

気がつけばマウント取られてることがよくある
なんかいつも自分は損する側の立場になってる

みたいな、パターン化してることが多いんです

 

そう感じることを何度か繰り返すうちに、もう「自分ってそういうもんなんだ」ってなっていって無意識にそういう役割を引き受けてる

でもそういうパターンはもう不要だし、役割を手放していくときが来てます

 

だからカードを元に

これからはほんとの自分が求めるものを見つけていく未来があるけど、どうする?

って、意識を過去から現在と未来に変えていく

 

そうすることでひっくり返ってる星の世界が正位置に戻れば、未来には希望が見えてきますよね

前半の世界にいるなら「この人との付き合い方をどうすればいいのか」という視点で見ればいいんだけど

後半の世界では「その問題は自分に何を教えてくれているのか」という視点が必要です

 

今回の内容がその例になっていれば嬉しいです(≧∀≦)

 

お題を提供してくれた受講生「Hさん」ありがとうございました🎶