タロット勉強中の疑問。いつになったら占えるようになりますか?

いつになったら占えるようになるの?
どのくらいで占えるようになる?

これはタロットを勉強したいと思っている人や、すでに勉強中の人なら、誰でも一度は考えることではないでしょうか?

私も以前はそうでした。

そして、こう考える根本には「今の自分は占えていない」とか「カードが読めない」という思いがあって、そしてその先には

いつかは占えるようになる
いつかはカードが読めるようになる

という期待があるのだと思います。

だから練習もするし勉強もするんですよね。

だけど、私が思うにですね~

占えてる、読めてる、というのは結局は感覚!!

キョウコ

級とか段があるわけではないし、カードの読みに正解があるわけでもないので、ここまでできたら占えてるとか明確なラインは存在しないんです。

自分が「占えてる」と感じる設定ラインがある

なので生徒さんでも、長く勉強してるし私から見てかなりカードを読めてると思えるけど「読めない」と言う人もいれば、初回の講座で「あっわかった、これできるわ」という人もいます。

ノートを見れば占えますと言う人もいれば、ノートを見ないと読めないんですと言う人もいます。

で、これって技術とか知識の差ではなく、自分の中の「読めてる」「占えてる」と感じるラインの差だと思うんですよね。

ねこちゃん

ラインが高いところにある人はなかなか占えてると感じないってことやね
そうそう。だから感覚ね

キョウコ

そして、そのラインの高さはタロット占いについてのとらえ方に大いに左右されます。

例えば、

タロット占いとは

スラスラ読むものという人→カードの読みに詰まると占えてない
相手を納得させなきゃと思う人→納得してくれてないと感じたら占えてない
答えを出すものだと思う人→はっきりと答えが出せなかったら占えてない

とか。

もちろんそれが間違えてるとかではないのですが「こうあるべき」という思考で判断してしまうと感覚は働かないんですよね。

私も思考で考えると、今の自分ができていないことなんてたくさんあります。

 

だけど感覚なのでうまく言えないけど

占うって、カードを読むって・・こういうことなんだ

という感覚を思考で抑えずにちょっとずつでも掴んでいけばいいと思うんですよね。

技術を磨くことも大事だけど、感覚をもっと大事にする

私は講座のリーディング練習では生徒さんに、出たカードについて

これってどういうカードだった?
そこからどんな想像ができる?

ということを何度も聞きます。

うまく読めるとか、相手を納得させるとかの技術よりも、どんなカードが出ていてそれが何を伝えようとしているのかに目を向けてもらいます。

まずは

占うってこういうことなんだ

を感じるところまで引っ張っていくために^^

そして、占うってこういうことなんだ、を感じ始めるとものすごい速さで上達するんですよ!!

今、できていることに目を向ける

結局「占えてる」「読めてる」と言える明確な基準がないのに、ラインを高く設定してしまうと「わからない」「読めない」に意識が向かってしまいますよね。

わからないという思いは、そこから先に進むことを止めてしまうんです。

できていないことよりも、今できてることに目を向けて、少しずつでも「占えてる」「読めてる」という感覚を増やしていくほうが早道です。

わざわざハードルを上げて難しくしてしまうのはもったいない。

少しずつでも「占うってこんな感じなんだ」という感覚を味わっていきましょう!!

そのためにはタロットにできるだけたくさん触れる!!

まずはここからですよね^^